時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第95回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和2年5月30日(土)
午後1時から午後6時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車2分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜アドルフ・ブッシュ(1891-1952)〜
〜ルドルフ・ゼルキン(1903-1991)〜
〜レジナルド・ケル(1906-1981)〜
ブッシュ四重奏団

  1. モーツアルト(1756-1791)
    弦楽四重奏曲第16番変ホ長調K428(1942)
  2. ベートーヴェン(1770-1827)
    1. (1)ヴァイオリンナタ第9番イ長調「クロイツェル」
         OP47(1941)
    2. (2)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調OP51-1
         「ラズモフスキー」第1番(1941)
    3. (3)ヴァイオリン協奏曲ニ長調OP61
         フリッツ・ブッシュ、ニューヨーク(1942)
    4. (4)ヴァイオリンナタ第10番ト長調OP96
         (1941)
  3. ブラームス(1833-1897)
    1. (1)ヴァイオリン協奏曲ニ長調OP77
         スタインバーグ、ニューヨーク(1943)
    2. (2)ヴァイオリンナタ第1番ト長調OP78(雨の歌)
         ゼルキン(1932)
    3. (3)クラリネット五重奏曲ロ短調OP115
         (1937)
         ケル、ブッシュ四重奏団(1936)
    4. (4)ヴァイオリンとチェロのための二十協奏曲
         イ短調OP102
         ヘルマン・ブッシュ、クレッキ、
         フランス国立(1949)



 今回は、ブッシュ四重奏団とヴァイオリンのソリストとしてのブッシュを聴く。当然、若きゼルキンとの共演もあり、2大ヴァイオリン協奏曲もある。演奏年代も20年に及び、ソリストとしては、弦楽四重奏ではわかりにくいヴァイオリンの音そのものに対するブッシュの精神性の深さがよくわかる。
 ブッシュは、ドイツ音楽の様式を厳格に守る。当時もあったが、昨今の演奏家のように、聴衆を意識して効果を考え、曲を歪曲するようなことは一切しない。作曲家と楽譜にとことん忠実である。しかし、その厳格な様式の中に、深い知性と品格に裏づけられた激しい情熱もみなぎっているのである。
 ブッシュの比類ない音楽性の高さは、ドイツ哲学の宇宙から発する不滅の光源と言えるであろう。

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