時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第90回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和2年2月15日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車2分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜アルトゥル・シュナーベル〜

(1882-1951)

  1. モーツアルト(1756-1791)
    1. (1)ピアノソナタ第8番イ短調K310(1939)
    2. (2)ピアノソナタ第12番ヘ長調K332(1946)
    3. (3)ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
         ジュスキント、フィルハーモニア(1948)
    4. (4)ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491
         ジュスキント、フィルハーモニア(1948)
    5. (5)ピアノソナタ第16番ハ長調K545(1948)
  2. シューベルト
    1. (1)ピアノソナタ第20番イ長調D958(1937)
    2. (2)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D898
         シゲティ、フルニエ(1947)
    3. (3)ピアノソナタ第21番変ロ長調D960
         (1939)
  3. シューマン
    ピアノ協奏曲イ短調OP54
    モントウ、ニューヨーク(1943)
  4. ブラームス
    1. (1)ピアノ協奏曲第1番ニ短調OP15
         セル、ロンドン(1938)
    2. (2)ピアノ三重奏曲第1番ロ長調OP8
         シゲティ、フルニエ(1947)
    3. (3)ラプソディ、インテルメッオ(1947)
    4. (4)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調OP83
         ボールト、BBC(1938)



丹野井松吉のコメント
 シュナーベルの演奏を解く出来事は、少年時代、ブラームスの前で演奏し、ブラームスをして「恐るべき天才」と言わしめたこと、幼いながら後期ロマン派の同時代をブラームスと共有したこと、そしてやはり少年時代、演奏界にデビューした時の曲がモーツアルトのピアノ協奏曲第20番であり、この曲の名手として売り出したことである。
 シュナーベルのモーツアルトは、内面的でデモーニッシュであり、ベートーヴェン的でもあるが、憂いと悲しみにもあふれている。この20番は、第1、第3楽章のカデンツァをベートーヴェンが作曲している。
 シューベルトのソナタは、一音、一音が思索的であり、作曲家の意思を誠実に表現しようとする強い意思に貫かれている。一見端麗な様式感の中にも、ごつごつしたゴシック建築の内実を感じさせるのである。
 シュナーベルのブラームスは、作曲家と同時代の深々としたロマン派の世界への広がりと確信を感じさせるものである。

もどる

ページトップ