時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第89回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和2年2月8日(土)
午後1時から午後6時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車2分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜ヨゼフ・シゲティ〜

(1892-1973)

  1. バッハ
    1. (1)ヴァイオリン協奏曲ト短調BWV1056
         セル、コロムビア(1954)
    2. (2)パルティータ第2番ニ短調BWV1004
         (1955)
  2. モーツアルト
    1. (1)ヴァイオリン協奏曲第3番へ長調K216
         セル、ニューヨーク(1955,12,4)
    2. (2) ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K219
         ワルター、ニューヨーク(1954,12,26)
    3. (3)ヴァイオリンナタ第21番ホ短調K304
         ホルショフスキー(1955)
  3. ベートーヴェン
    1. (1)ヴァイオリンナタ第5番ヘ長調「春」OP24
         シュナーベル(1948、4,4)
    2. (2)ヴァイオリンナタ第9番イ長調「クロイツェル」
         OP47
         バルトーク(1940、4,13)
    3. (3)ヴァイオリンナタ第10番ト長調OP96
         シュナーベル(1948、4,4)
  4. シューベルト
    ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ヘ短調D940
    レヴィン(1949)
  5. メンデルスゾーン
    ヴァイオリン協奏曲ホ短調OP64
    ワルター、ニューヨーク(1941,2,2)



丹野井松吉のコメント
 シゲティのバッハ無伴奏パルティータ第2番は、一切の妥協を排し、神へのひたすらの問いかけであり、苛烈な告白である。
 モーツアルトのヴァイオリン協奏曲は、20歳ごろの作品だが、シゲティほどこれらの曲を深く掘り下げ、甘い悦楽のなかでも人生の奥深さと重みを表出した演奏はないだろう。
 シゲティは、友人バルトークとともに、1940年に、ナチスドイツと同盟を結んだハンガリー政府の弾圧を逃れ、アメリカに移住した。ベートーヴェンのクロイッエルソナタは、ニューヨークでの歴史的リサイタルであり、二人の気迫がぶつかり合い火花を散らしている。また、シゲティは、同じくアメリカに移住したシュナーベルとヴァイオリンソナタやピアノ三重奏曲の共演をしているが、2曲のベートーヴェンは、巨匠たちの自由闊達な至芸の世界である。
 メンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲は、アメリカ移住翌年のワルターとの共演で、火の玉のように情熱的な演奏である。

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