時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第69回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和元年8月24日(土)
午後1時から午後6時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車2分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜エドウィン・フィシャー〜(1886-1960)
〜シュナイダーハン〜(1915-2002)
〜マイナルディ〜(1897-1976)
〜デ・ヴィ-ト〜(1907-1994)
〜フルトヴェングラー〜(1886-1954)

  1. ベートーヴェン
    1. (1)ピアノ協奏曲第4番ト長調OP58(1954)
         フィシャー指揮、フィルハーモニア
    2. (2)ピアノソナタ第23番へ短調「熱情」
         OP57(1952)
    3. (3)ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調「大公」
         OP97(1953)
         シュナイダーハン、マイナルディ
  2. シューベルト
    楽興の時(1950)
  3. シューマン
    ピアノ三重奏曲第1番ニ短調OP63(1953)
    シュナイダーハン、マイナルディ
  4. ブラームス
    1. (1)ピアノ三重奏曲第1番ロ長調OP8(1954)
         シュナイダーハン、マイナルディ
    2. (2)ヴァイオリンソナタ第1番ト短調OP78
         「雨の歌」(1954)
         デ・ヴィ-ト
    3. (3)ピアノ三重奏曲第2番ハ長調OP87(1954)
         シュナイダーハン、マイナルディ
    4. (4)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調OP83(1942)
         フルトヴェングラー、ベルリン

 エドウィン・フィシャー(1886-1960)は、スイスのバーゼルで生まれ、父はボヘミア出身の音楽家であった。フルトヴェングラーと同年生まれであり、二人はベートーヴェン、ブラームスの協奏曲を共演し、1939年には、フルトヴェングラーのピアノのための交響的協奏曲の初演をしており、二人の友情はフルトヴェングラーの亡くなるまで続く。戦前のSP時代は、バッハ、モーツアルト、ベートーヴェンの録音があり、野村光一氏は、竹を割ったような一気加勢、直情的な演奏と評している。当時はフィシャーも40代後半から50代で、ピアノのタッチも若々しく、ダイナミックで端麗であった。しかし今回聴くのは、主として戦後1950年から54年のザルツブルグ音楽祭のライブ演奏で、年齢も60代の円熟した演奏である。特にシュナイダーハン、マイナルディと組んだ三重奏は、素晴らしい。SP時代と異なり、人間的な深みと幅、暖かさ、風格をましている。デ・ヴィ-トとのブラームスの演奏も、フィシャーがゆったりと支え、いぶし銀のような深みを増しているのがわかるのである。

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