時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第65回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和元年7月13日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜アルトゥル・シュナーベル〜
(1882-1951)

モーツアルト(1756-1791)

  1. ピアノ協奏曲第20番ニ短調K466
    ジュスキント、フィルハーモニア(1948)
  2. ピアノ協奏曲第24番ハ短調K491
    ジュスキント、フィルハーモニア(1948)

ベートーヴェン(1770-1827)

  1. チェロソナタ第2番ト短調OP5-2(1948)
    フルニエ
  2. ピアノソナタ第17番ニ短調(テンペスト)
    OP31-2(1934)
  3. ピアノソナタ第23番ニ短調(熱情)OP57(1934)
  4. チェロソナタ第3番イ長調OP69(1947)
    フルニエ
  5. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調(皇帝)OP73(1947)
    ガリエラ、フィルハーモニア
  6. ピアノソナタ第29番変ロ長調OP106
    (ハンマークラビア)(1935)
  7. ピアノソナタ第30番ホ長調OP109(1932)
  8. ピアノソナタ第32番ハ短調OP111(1932)
  9. パガテルOP126(1932)

 少年シュナーベルの演奏会デビューは、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番であった。この20番は、第1、第3楽章のカデンツァをベートーヴェンが作曲している。シュナーベルのモーツアルトは、内面的でデモーニッシュであり、ベートーヴェン的なモーツアルトである。
 シュナーベルは、SP時代にベートーヴェンのピアノソナタ等の全集レコードを出した最初の演奏家であり、ベートーヴェン解釈において第一人者の名声を博してていた。まさにシュナーベルのベートーヴェンのピアノソナタ等の解釈は、骨太で力強く、スケールが大きい。現実から出発しながら哲学的認知も加わり、しかし大衆におもねるようなことはなく、一音、一音が思索的であり、作曲家の意思を誠実に表現しようとする強い意思に貫かれている。一見端麗な様式感の中にも、ごつごつしたゴシック建築の内実を感じさせるのである。

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