時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第61回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 2019年6月8日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜シューマン〜
(1810-1856)

バックハウス(1884-1969)
フィシャー・ディースカウ(1925-2012)
キャスリ-ン・フェリァ(1912-1953)
ブッシュ(1891-1952)
ゼルキン(1903-1991)
カザルス(1876-1973)
フルトヴェングラー(1886-1954)

  1. ピアノ協奏曲イ短調OP54
    バックハウス、ヴァント、ウイーン(1960)
  2. 幻想小曲集OP12より「なぜに」
    バックハウス(1954)
  3. 森の情景OP82
    バックハウス(1955)
  4. 歌曲集「詩人の恋」OP48
    フィシャー・ディ―スカウ、
    エッシェンバッハ(1975)
  5. 歌曲集「女の愛と生涯」OP42
    フェリア、ワルター(1949)
  6. ピアノ五重奏曲ホ長調OP44
    ブッシュ四重奏団、ゼルキン(1942)
  7. ヴァイオリンソナタ第1番イ短調OP105
    ブッシュ、ゼルキン(1937)
  8. ピアノ三重奏曲第1番ニ短調OP63
    ティボー、コルトー、カザルス(1928)
  9. チェロ協奏曲イ短調OP129
    カザルス、オーマンディ、プラド音楽祭(1953)
  10. 交響曲第1番変ロ長調OP38「春」
    フルトヴェングラー、ウイーン(1951)
  11. 交響曲第4番ニ短調OP120
    フルトヴェングラー、ベルリン(1953)

 今回のシューマンは、巨匠たちの中のさらなる巨匠の永遠に残る名演、至高の芸術である。
バックハウスのピアノ協奏曲は、華美なところのない質実剛健ドイツ的なシューマンだが、人間的な深さと精神性を強く感じさせる。フィシャー・ディ―スカウの「詩人の恋」は、正確なドイツ語に青年の若わかしい誠実さみずみずしさがある。フェリアの「女の愛と生涯」は、夫と子への深く純粋な愛情を歌う。ブッシュ、ゼルキン、カザルストリオのシューマンこそ、熱くもの狂おしい幻想に満ち溢れている熱演である。カザルスのチェロ協奏曲の表現、人間のもろさと弱さ苦悩と甘い幻想はいかばかりか。フルトヴェングラーによる交響曲2曲は、いずれも当時のウイーンフィルとベルリンフィルのそれぞれの特色がよく出ていて、幻想的でありながら力強く、現実感のある演奏で、甲乙つけがたい説得力のある名演である。

もどる

ページトップ