時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第59回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 2019年5月18日(土)
午後1時から午後7時ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜カール・リヒター〜
(1926-1981)

ミュンヘンバッハ管弦楽団、合唱団
シュターダ―、テッパ―、フィッシャ-ディ―スカウ、へフリガー、エンゲン 二コレ、クレメント、ビュヒナー他

〜バッハ〜
(1685-1750)

  1. カンタータ「キリストは死の縄目につながれたり」
    BWV4(1963)
  2. カンタータ「ああ、いかにはかなき、ああ、いかにむなしき」
    BWV26(1963)
  3. ゴルトベルク変奏曲
    BWV988(1970)
  4. フルートとチェンバロのためのソナタ
    BWV1030(1973)
  5. ミサ曲ロ短調
    BWV232(抜粋)(1961)
  6. オーボエ協奏曲
    BWV1055(1970)
  7. ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
    BWV1060(1971)
  8. 音楽の捧げもの
    BWV1079(1963)

 カール・リヒターのバッハは、峻烈であり、時として苛烈である。しかし、合間合間に見せる神への祈り、安らぎと抒情は、なんとも心を和ませ、美しい。
 カンタータ「キリストは死の縄目につながれたり」は、バッハ22歳頃の作品で若くみずみずしい。畢生の大作ロ短調のミサは、作品番号は若いが、すべてが完成されたのはバッハの亡くなる前年と言われている。力強く輝きに満ちた壮大な曲であり、しかも、アルトのアリア「なんじ父の右に坐したもう者よ」(グロリア)や「神の子羊」(アニュス・デイ)は神の実在を深々と告げる。
 だが、最晩年の「音楽の捧げもの」は、物悲しい響きの中で、晩年のバッハが、神の不在を自問しているかのように思えてならない。リヒターの録音に、やはり最晩年の傑作「フーガの技法」がないのが残念でもある。

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