時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第51回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 2019年2月16日(土)
午後1時から午後7時ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜カール・ベーム〜
(1894-1981)
〜バックハウス〜
(1884-1969)

シューベルト(1797-1828)

  1. 交響曲第8番ロ短調D759「未完成」
    ウイーンフィル(1954)
  2. 交響曲第9番ハ長調D944「グレイト」
    ベルリンフィル(1963)

ブラームス(1833-1897)

  1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調OP15
    ウイーンフィル(1953)
  2. 交響曲第1番ハ短調OP68
    ベルリンフィル(1959)
  3. ピアノ協奏曲第2番変ロ長調OP83
    ドレスデン(1939)
  4. 交響曲第2番ニ長調OP73
    ベルリンフィル(1956)
  5. ピアノ曲集(1956)

 前回に引き続き壮年期のベームの演奏で、シューベルトブラームスを聞くが、やはり、この時代、ベームの演奏は、彫りが深く、奥深い幻想と力強さを併せ持っている。ブラームスでは、バックハウスとの共演を聴く。
 ベームとバックハウスは、音楽の方向性で共通するものが多い。無骨で純ドイツ的ながらウイーンスタイルでもある。今回の演奏の中で、特に1939年に共演したブラームスのピアノ協奏曲第2番は、バックハウス55歳、ベーム45歳の演奏であり、両者とも若々しい力強さとロマンにあふれた熱演である。レコードは、フランス・パテのSP復刻盤であるが、たぶん金属原盤からと思われるが、音はよく取れており、これを聴いたら両巨匠による1967年のステレオ盤も影が薄くなる。この二人の巨匠は、何よりもブラームスの音楽の本質をより深く理解し、ブラームスの時代の音を圧倒的な情熱と迫力で表出してくれている。80年も昔のこのような演奏を、時代を越えて生々しくよみがえらせ享受できることこそ、当研究会の贅沢な楽しみなのである。

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