時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第50回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 2019年2月2日(土)
午後1時から午後7時ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜カール・ベーム〜
(1894-1981)

モーツアルト(1756-1791)

  1. 交響曲第41番ハ長調K551  
    ベルリンフィル(1962)
  2. 交響曲第40番ト短調K550
    ベルリンフィル(1962)
  3. レクイエムニ短調K626  
    ウイーンフィル、シュティヒ・ランダル、マレニ-ク、クメント、ベーメ ウイーン国立(1956)

ベートーヴェン(1770-1827)

  1. コリオラン序曲OP62
    ベルリンフィル(1959)
  2. 交響曲第3番変ホ長調OP55(英雄)
    ベルリンフィル(1961)
  3. 交響曲第5番ハ短調OP67(運命)
    ベルリンフィル(1953)
  4. ミサ・ソレムニスニ長調OP123
    ベルリンフィル、シュターダー、ラデフ、デルモータ、グラインドル 聖へドヴィヒ(1955)

 今回は、壮年期のベームの演奏を聞く。ベームはこれらの曲を後年ウイーンフィルで再録音しているが、やはりこの時代の気力充実した演奏が極め付きである。
 当時のベルリンフィルとウイーンフィルには、フルトヴェングラー時代の余韻があり、後年のカラヤン時代に変貌してしまう前の本物の音と言えばそのとおりだが、襟裳を正させる伝統の音が残っている。ベームはオーストリア人だが、演奏は純ドイツ的である。今回のモーツアルトとベートーヴェンの交響曲の演奏は、構築的で無骨なまでの力強さと集中力がある。ドイツグラムフォンの録音の響きも素晴らしい。
 モーツアルトのレクイエムは、ドイツ的思索的なブッシュの音楽を思わせる燃焼度であり、ワルターと双璧である。ベートーヴェンのミサ・ソレムニスは、北欧ルネッサンスのデューラー、プリューゲルを連想させるゆったりとした重量感と奥行きを感じさせ、トスカニーニの演奏が、旋律をくっきりと表し、古代ギリシャのパルテノン神殿を髣髴とさせるのとまさしく対照的である。

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