時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第46回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年12月15日(土)
午後1時から午後6時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜ブッシュ弦楽四重奏団、ブッシュ室内楽団〜
〜 アドルフ・ブッシュ〜
(1891-1952)
〜ベートーヴェン〜
(1770-1827)

  1. 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調OP95
    (1932)
  2. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調OP127
    (1936)
  3. 弦楽四重奏曲第15番イ短調OP132
    (1937)
  4. 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調OP130
    (1951)
  5. 大フーガ変ロ長調OP133
    (1941)
  6. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調OP131
    (1951)
  7. 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調OP135
    (1933)

 第44回に引き継いで今回もブッシュ弦楽四重奏団によるベートーヴェン中後期の弦楽四重奏曲を聴く。
 後期の6曲はベートーヴェン晩年の3年間に作曲されたもので、当時のベートーヴェンの現実生活から始まって、自然や神と人間存在への長大な叙事詩ともいうべき作品である。
 ブッシュ弦楽四重奏団の演奏は、戦前SP時代の演奏が、11,12,15,16番,渡米直後の大フーガ、晩年のヨーロッパ演奏旅行のライブが13、14番である。13番は、渡米直後の録音もあり、14番はSP時代の録音もある。これらを聞いて感じることは、ブッシュ弦楽四重奏団のベートーヴェン演奏は、すでに1930年代の前半で最高の領域で完成していたことである。あの僅か数分で終わるSPレコードの録音を継ぎ足しながら、ベートーヴェンの遺書とも言うべき偉大な叙事詩を集中力をとぎらせることなく演奏しきっているブッシュの偉さに感銘するとともに、戦後の最晩年の彼らのライブ演奏に接する喜びを感じるのである。大フーガが弦楽四重奏でなく、弦楽合奏であることが悔やまれる。

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