時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第42回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年11月17日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜パブロ・カザルス〜
(1876-1973)

  1. バッハ
    1. (1)無伴奏チェロソナタ第2番ニ短調
         BWV1008(1936)
    2. (2)無伴奏チェロソナタ第4番ホ長調
         BWV1010(1939)
  2. ベートーヴェン
    1. (1)チェロソナタ第3番イ長調OP69    
         シュルホフ(1930)
    2. (2)ピアノ三重奏曲第4番ニ長調OP70-2
         ゴールドベルク、ゼルキン(1953)
    3. (3)ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調OP97(大公)
         イストミン、シュナイダー(1951)
    4. (4)チェロソナタ第4番ハ長調OP102-1     
         ホルショフスキー(1936)
    5. (5)チェロソナタ第5番ニ長調OP102-2
         ホルショフスキー(1939)
  3. シューベルト 
    1. (1)ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調OP99 
         イストミン、シュナイダー(1951)
    2. (2)ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調OP100
         ホルショフスキー 、シュナイダー(1952)
    3. (3)弦楽五重奏曲ハ長調D956
         スターン、シュナイダー、カティムス、
         トルトリエ(1953)

 カザルスは、日本で言えば、明治9年生まれ、当時の人としては長生きで、昭和48年、93歳で長寿を全うした。その精神は、強い意志と正義感に支えられたヒューマニズムであった。演奏は大きく三つの時期に分けられ、第二次世界大戦前SP時代の室内楽の録音と、1950年代プラドのカザルス音楽祭の室内楽のLP録音、1960年代のマールボロ音楽祭での交響曲の録音に分けられる。演奏スタイルは、意図的な緩急はなくゆっくりしたまともなテンポだが、ヨーロッパ中世の建築のようにごつごつして重量感が有る。しかし、カザルスの全人格的な強烈なエネルギーと心の息づかいは、どの演奏にも表出されている。
 今回は、戦前のSP時代と戦後のプラド音楽祭の演奏を聴く。チェロのソロ演奏では、やはり全盛時代のSPの演奏が気力も充実しているが、シュナイダーらとの三重奏では、1950年代の演奏も衰えを見せない名演である。特に、シューベルトの3曲は素晴らしい。

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