時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第35回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年9月29日(土)
午後1時から午後7時ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜フェレンツ・フリッチャイ〜
(1914-1963)

  1. バルトーク(1881-1945)
    1. (1)ピアノ協奏曲第2番SZ95(1959)
         ゲザ・アンダ、ベルリンRIAS
    2. (2)弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
         SZ106(1953)
         ベルリンRIAS
    3. (3)ディヴェルティメントSZ113(1953)
         ベルリンRIAS
    4. (4)ピアノ協奏曲第3番SZ119(1959)
         ゲザ・アンダ、ベルリンRIAS
    5. (5)ヴァイオリン協奏曲第2番SZ112(1951)
         ヴァルガ、ベルリン
  2. ベートーヴェン(1770-1827)
    1. (1)交響曲第3番変ホ長調OP55(英雄)(1958)
         ベルリン
    2. (2)交響曲第5番ハ短調OP67(運命)(1961)
         ベルリン
    3. (3)交響曲第7番イ長調OP92(1958)
         ベルリン
    4. (4)交響曲第9番ニ短調OP125(合唱)
         (1957・1958)
         ベルリン、ゼーフリート、フォレスタ-、
         へフリガー、ディースカウ

 フリッチャイは、ハンガリーブタペストの出身、学生時代、ハンガリー音楽院でバルトークに師事し、大きな影響を受けた。後年、バルトークの音楽を、緩序楽章は「この世ならぬ響きの世界」と言い、絶望の音楽、来るべきものへの不安と恐れの音楽であり、大地の内部から響いて来る威嚇するようなうめき声、人間とはいかに哀れなものであるかと言った印象を与えずにはおかない、そして終楽章は、雄雄しい力強さと生の喜びの感覚であると言っている。バルトークもフリッチャイも、戦争と人間の死に直面せざるを得ない時代に生き、個人的にも病に侵され、死の恐怖に立ち向かわざるを得なかった。
 1950年代の後半、癌の告知を受けた後のフリッチャイの音楽は、テンポはますますゆっくりとなり、特に、ベートーヴェンの交響曲では、輝きと明るさが異常なほどに増して、この世ならぬ不滅の響きの音楽となっている。それは、足早な死を前に作曲されたモーツアルトの「レクイエム」のようでもある。

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