時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第31回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年9月1日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜アルトゥーロ・トスカニーニ〜
(1867-1957)
〜NBC交響楽団〜

  1. モーツアルト
    1. (1)交響曲第40番ト短調K550(1950)
    2. (2)交響曲第41番ハ長調「ジュピター」
         K551(1946)
  2. ベートーヴェン
    1. (1)交響曲第3番変ホ長調「英雄」OP55(1953)
    2. (2)交響曲第6番ヘ長調 「田園」OP68(1952)
  3. シューベルト
    1. (1)交響曲第8番ロ短調「未完成」D759(1950)
    2. (2)交響曲第9番ハ長調「ザ・グレイト」
         D944(1953)
  4. ブラームス
    1. (1)交響曲第2番ニ長調OP59(1952)
    2. (2)交響曲第4番ホ短調OP73(1951)
  5. ベートーヴェン
    1. (1)交響曲第9番ニ短調OP125「合唱」(1952)

 トスカニーニは、明治元年生まれ、昭和32年に90歳でなくなっている。日本で言えば、明治、大正、昭和と生きた巨匠である。イタリア人であり、楽譜に忠実な演奏と言われているが、正確なリズムは僅かな緩急はあり、時には楽器の差し替えもしており、何よりもダイナミックな生命力とカンタービレはすばらしい。今回の演奏は、LP時代、晩年のNBC交響楽団の放送ライブとスタジオ録音である。トスカニーニは、故国イタリアのムッソリーニによるファシズム政権に反対し、アメリカに移住、アメリカでは、毎週ニューヨークのNBC放送を通じて、全米に自由アメリカの戦いを鼓舞するようなコンサートを続けた。多少の遊びと潤いゆとりがあった第二次世界大戦前の演奏と比べて、戦中戦後のトスカニーニの演奏は、まさに自由を希求する力の音楽であり、虚飾を廃し作品の本質に迫るものであり、われわれに意志の力と生きる情熱を与えてくれるようだ。

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