時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第27回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年8月4日(土)
午後1時から午後7時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

〜パブロ・カザルス〜
(1876-1973)

  1. シューベルト 交響曲第5番変ロ長調D485
    マールボロ音楽祭(1970)
  2. シューベルト 交響曲第8番ロ短調D759
    マールボロ音楽祭(1968)
  3. シューベルト ピアノ3重奏曲第2番変ホ長調D929
    シュナイダー、ホルショフスキー(1952)
  4. シューマン チェロ協奏曲イ短調OP129
    オーマンディ、プラド音楽祭(1953)
  5. ブラームス ピアノ三重奏曲第2番ハ長調OP87
    シゲティ、へス(1952)
  6. バッハ ビオラ・ダ・ガンバのソナタ第3番ト短調BWV1028
    バウムガルトナー(1950)
  7. バッハ無伴奏チェロソナタ第5番ハ短調BWV1011
    (1956)
  8. ベートーヴェン チェロソナタ第3番イ長調OP69
    コルトー(1958)
  9. ベートーヴェン ピアノ三重奏曲第4番ニ長調
    OP70-1
    ゴールドベルク、ゼルキン(1953)
  10. ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調OP92
    マールボロ音楽祭(1969)
  11. ベートーヴェン 交響曲第8番ヘ長調OP93
    マールボロ音楽祭(1963)


 カザルスは、日本で言えば、明治9年生まれ、当時の人としては長生きで、昭和48年、93歳で長寿を全うした。その精神は、強い意志と正義感に支えられたヒューマニズムであった。演奏は大きく三つの時期に分けられ、第二次世界大戦前SP時代の室内楽の録音と、1950年代プラドのカザルス音楽祭の室内楽のLP録音、1960年代のマールボロ音楽祭での交響曲の録音に分けられる。演奏スタイルは、意図的な緩急はなくゆっくりしたまともなテンポだが、ヨーロッパ中世の建築のようにごつごつして重量感が有る。しかし、カザルスの全人格的な強烈なエネルギーと心の息づかいは、どの演奏にも表出されている。

 今回は、戦後のプラド音楽祭とマールボロ音楽祭の演奏を聴く。共演者たちはいずれもカザルスの人格と人間性を尊敬し、敬愛して集まった当時の巨匠たちであり、心から音楽演奏をカザルスとともに楽しみたいとの思いをひとつにした演奏である。

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