時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第21回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 平成30年6月23日(土)
午後1時から午後6時半ごろまで
会 場 音pub Westminster house(電話 090-3345-2124)
東京都台東区蔵前三丁目17番4号 蔵前妙見屋ビル4階
地下鉄大江戸線蔵前駅下車3分、寿三丁目交差点1階花屋
会 費 1,000円


曲目と演奏

第1部
〜ワーグナー〜
(1813-1883)
〜フルトヴェングラー〜
(1886-1954)

  1. 楽劇「マイスタージンガー」第1幕序曲
    ベルリン(1949)
  2. 歌劇「ローエングリン」抜粋
    フェルカー、ミュラー他、バイロイト祝祭(1936)
  3. 楽劇「トリスタンとイゾルデ」第1幕序曲、第2幕第3幕全曲
    ズ-トハウス、シーボム他、ベルリン(1947)



第2部
〜フルトヴェングラー自作自演〜

  1. 交響曲第2番ホ短調
    ベルリン(1952)



第3部
〜エルマン(1891-1967)〜

  1. タイスの瞑想曲
    ティゴイネルワイゼン、ユモレスク他(1931)

フルトヴェングラーは、第2次世界大戦中、ヒットラーのナチスドイツで演奏活動を続けた。2の歌劇「ローエングリン」は、ヒットラーのベルリンオリンピックの行われた年の演奏である。3の楽劇「トリスタンとイゾルデ」は、非ナチ化の裁判直後の音楽への希求と、ワーグナーの凄まじい愛欲の世界を表出した演奏である。戦犯として、戦争責任を問われた彼の心境は、1945年ごろに完成した交響曲第2番に現れている。曲は、カフカの小説「審判」の出だしのように物悲しく不条理に始まるが、苦悩、闘争、歓喜にいたる絶対音楽であり、マーラーの第9交響曲と並ぶ20世紀を代表する作品である。
ミッシャ・エルマンのSP時代の演奏は、昭和初頭の、世紀末的退廃的な極美な音の世界を現出する。
演奏の背後に迫る時代性を検証したい。

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