時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第143回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和3年11月20日(土)
午後1時から午後6時ごろまで
会 場 東京都千代田区神田神保町2-12-4
エスぺランサ神田神保町III 5階
音pub Westminster house【地図
(地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地)
電 話 03-5825-4682
会 費 音PUB営業チャージ1,000円+飲み物代


演奏家と曲名(括弧内は演奏年)


ジュセッペ・ヴェルディ
(1813-1901)
アルトゥール・トスカニーニ
(1869-1957)

  1. 歌劇「椿姫」第1幕、第3幕への序曲
    ニューヨークフィル(1929,3,18)
  2. 歌劇「リゴレット」より、「女心の歌」
    ピアース、NBC(1944,5,25)
  3. 歌劇「イ・ロンバルディ」より第3幕の三重唱
    デラ・チーザ、ピアーズ、モスコーナ、
    NBC(1943,1,31)
  4. 歌劇「オテロ」抜粋
    ヴィナイ、ネルリ、ヴァルデンコ、
    NBC(1947,12,6)
  5. 歌劇「運命の力」序曲
    NBC(1952,11,10)
  6. レクイエム
    ティバルディ、エルモ、プランデリ、シェピ、
    スカラ座(1950,6,26)
  7. 歌劇「ナブッコ」より
    「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」
    ウエストミンスター合唱団、
    NBC(1943,1,31)
  8. カンタータ「諸国民の讃歌」
    ピアーズ、ウエストミンスター合唱団、
    NBC(1943,12,8)

丹野井松吉のコメント
 ヴェルディの生涯は、ベートーヴェンの時代からマーラーの時代にまでまたがっている。当時小国分立の状態にあったイタリア統一に向けた愛国的情熱は、彼の生涯を貫く根源的なテーマであったように思える。トスカニーニの場合も、ファシズムとの戦いからアメリカに移住せざるを得なかったが、祖国イタリアを思う気持ちは、ヴェルディと同じであったと思われる。ヴェルディとトスカニーニの交流は、1887年、オテロの初演のスカラ座でチェロを弾いたのがトスカニーニで、その際ヴェルディから直接指導を受けたことに始まり、以後、トスカニーニは指揮でもヴェルディから強い影響を受けた。今回の選曲と演奏で、ヴェルディの音楽の本質を知るには十分ではないが、ヴェルディとトスカニーニの燃えるような音楽への愛と情熱、自由への開放への音楽の力を感じるのである。
 レクイエムは、1951年のNBC交響楽団の演奏が人気があるが、今回は前年のスカラ座、ティバルディ、エルモ等との演奏を聞く。前者と比べると、なんとトスカニーニの演奏が潤いと芳醇さに充ちているかがわかるのである。レコードは、チェトラ盤、音質は良好である。ティバルディ、エルモ等歌唱陣が何よりも素晴らしい。その他の曲で、ジャン・ピアースの朗々たる声も素晴らしい。「諸国民の讃歌」は、トスカニーニがロシア国歌とアメリカ国歌を編曲しており、当時の切迫した時局をひしひしと感じさせる。


音pub Westminster house
神田神保町の新店舗地図

東京都千代田区神田神保町2-12-4

エスぺランサ神田神保町III 5階(旧オクムラビル跡)
地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地

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