時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第124回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和3年6月19日(土)
午後1時から午後7時ごろまで
会 場 東京都千代田区神田神保町2-12-4
エスぺランサ神田神保町III 5階
音pub Westminster house【地図
(地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地)
電 話 03-5825-4682
会 費 音PUB営業チャージ1,000円+飲み物代


演奏家と曲名(括弧内は演奏年)

アルフレッド・コルトー
(1877-1962)
シャルル・パンゼラ
(1896-1976)

  1. シューマン(1810-1856)
    1. (1)クライス・レリア-ナOP16(1935)
    2. (2)交響的練習曲OP13(1929)
    3. (3)歌曲集「詩人の恋」
         パンゼラ(1935)
  2. ショパン(1810-1849)
    1. (1)ピアノソナタ第2番変ロ短調OP35(1933)
    2. (2)幻想即興曲嬰ハ短調OP66(1933)
    3. (3)バラード第1番ト短調OP23(1934)
    4. (4)24の前奏曲OP28(1934)
    5. (5)ポロネーズ第6番変イ長調OP53[英雄]
          (1933)
    6. (6)幻想曲ヘ短調OP49(1933)
    7. (7)ピアノソナタ第3番ロ短調OP58(1933)
    8. (8)舟歌嬰ヘ長調OP60(1933)
  3. リスト(1811-1886)
    1. (1)ピアノソナタロ短調(1929)
    2. (2)ハンガリー狂詩曲第2番(1926)

丹野井松吉のコメント
 戦前のレコード評論家野村あらえびす氏は、現役の最も優れたピアニストとして、シュナーベルとコルトーを挙げ、特にコルトーについて、「コルトーの演奏はテクニック以上だ。この素晴らしい表現は、優れた芸術家の全人格と,聡明さと、そして優れた気品のたまものでなくて何であろう。」「健康で優美で、線がくっきりと通って、時々豪壮でさえある。そのタッチは鮮麗だし、その旋律は言いようもなく美しい。」と絶賛する。
 確かに、コルトーの揺れ動くテンポ・ルバートやアゴーギクは、情熱的で内的な必然性があり、フルトヴェングラーの演奏に通じるものだ。そして、演奏曲目も、19世紀ロマン派のシューマン、ショパン、リストは、コルトーの名演中の名演である。しかも、今回の演奏は、コルトーの絶頂期である50代の録音である。
 シューマンとショパンは生まれた年が同じであり、リストは1年後であり、ヨーロッパクラシック音楽の浪漫派の濃厚な時代、いずれもピアニストであった。コルトーは、正に彼らの流れを汲む浪漫派のピアニストである。
 シューマンのクララとの抑鬱された甘く苦しい純愛、ショパンのポーランド独立と自由に向かう情熱と騎士道精神、サンドとの愛の煉獄、そして人生の挫折と成功、コルトーのショパンには人生の全てが詰まっている。コルトーの生きたヨーロッパの時代は、第1次、第2次世界大戦の戦争と激動の時代であった。リストの俗物的ともいえるソナタの力強く悪魔的な響きも魅力的である。

音pub Westminster house
神田神保町の新店舗地図

東京都千代田区神田神保町2-12-4

エスぺランサ神田神保町III 5階(旧オクムラビル跡)
地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地

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