時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第118回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和3年5月8日(土)
午後1時から午後6時ごろまで
会 場 東京都千代田区神田神保町2-12-4
エスぺランサ神田神保町III 5階
音pub Westminster house【地図
(地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地)
電 話 03-5825-4682
会 費 音PUB営業チャージ1,000円+飲み物代


演奏家と曲名(括弧内は演奏年)

ベートーヴェン

ブルーノ・ワルター(1876-1962)、
ニューヨークフィル、
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)
ルドルフ・ゼルキン(1903-1991)

  1. 交響曲第3番変ホ長調OP55「英雄」(1949)
  2. ヴァイオリンソナタ第9番イ長調OP47「クロィツエル」
    シゲティ、アラウ(1944)
  3. ヴァイオリン協奏曲ニ長調OP61
    シゲティ、ロンドンフィル(1934)
  4. ピアノ協奏曲第5番変ホ長調OP73「皇帝」
    ゼルキン(1941)
  5. 歌劇「フィデリオ」より、序曲、悪者よいずこへ急ぐ、
    牢獄の場面、レオノーレ

    第3番ほか

    フラグスタ-ト、マイソン、キプニス、フーエン、
    メトロポリタン歌劇場
    (1941, 2, 22)
  6. 交響曲第9番ニ短調OP125[合唱]
    イーンド、リプトン、ロイド、ハレル、
    ウエストミンスター(1949, 1953)

丹野井松吉のコメント
 シゲティ、ゼルキンの競演を得て、ブルーノ・ワルターの第2次世界大戦前から戦後の演奏である。
 ワルターと共演したシゲティのベートーヴェンヴァイオリン協奏曲では、シゲティ42歳、ワルター58歳という若さとエネルギーにあふれた時代の演奏であり、ベートーヴェンの崇高な高みに極限まで近づいていく。ゼルキンとのピアノ協奏曲第5番も、ゼルキン38歳、ワルター65歳の競演であり、シゲティの場合と同じことがいえるのである。
 しかも、今回の演奏会では、1941年、ワルターがメトロポリタンオペラで指揮したフィデリオのライブ公演がある。ワルターがアメリカに渡った直後、まさに連合国側は、ファシズムとの戦いを始める切迫した状況にあった。
 ベートーヴェンの創ったフィデリオこそ、圧政にたいする自由への戦いの音楽であった。当時のメトロポリタンのキャストは素晴らしいが、特にフラグスタートのレオノーレは、いまだにこれ以上の適役はないといっても過言ではない。まっすぐな声の伸びやかさと、ほれぼれするほどの愛と正義感にあふれた人間的魅力の表出である。フラグスタートは、1950年にフルトヴェングラーの指揮で、フィデリオとワーグナーのブリュンヒルデをうたっているが、フィデリオは何よりも現実社会に根差したテーマであり、当時の人々に大きな感動を与えたのである。

音pub Westminster house
神田神保町の新店舗地図

東京都千代田区神田神保町2-12-4

エスぺランサ神田神保町III 5階(旧オクムラビル跡)
地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地

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