時代を超えてよみがえる巨匠たちのレコード演奏会
(第117回プログラム)


主 催 SP・LPクラシックレコード音楽研究会 代表丹野井松吉
日 時 令和3年5月1日(土)
午後1時から午後6時ごろまで
会 場 東京都千代田区神田神保町2-12-4
エスぺランサ神田神保町III 5階
音pub Westminster house【地図
(地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地)
電 話 03-5825-4682
会 費 音PUB営業チャージ1,000円+飲み物代


演奏家と曲名(括弧内は演奏年)

  1. ベートーヴェン エドウィン・フィシャー
    (1886-1960)
    1. (1)ピアノソナタ第7番ニ長調OP10-3
         (1948)
    2. (2)ピアノソナタ第8番ハ短調OP13「悲愴」
         (1952)
    3. (3)ピアノソナタ第15番ニ長調OP28「田園」
         (1954)
  2. ブルックナー
    交響曲第7番ホ長調
    オイゲン・ヨッホム(1902-1987)、
    ベルリン(1964)
  3. ベートーヴェン
    エドウィン・フィシャー
    1. (4)ピアノソナタ第21番ハ長調OP53
         「ワルトシュタイン」(1954)
    2. (5)ピアノソナタ第23番ヘ短調OP57
         「熱情」(1952)
  4. ブルックナー
    交響曲第8番ハ短調
    オイゲン・ヨッホム、ベルリン(1964)
  5. ベートーヴェン
    エドウィン・フィシャー
    1. (6)ピアノソナタ第30番ホ長調OP109
         (1952)
    2. (7)ピアノソナタ第31番変イ長調OP110
         (1954)
    3. (8)ピアノソナタ第32番ハ短調OP111
         (1954)
  6. ブルックナー
    交響曲第9番ニ短調
    オイゲン・ヨッホム、ベルリン(1964)

丹野井松吉のコメント
 フィシャーの「熱情」には、1935年録音のSPがあり、野村光一はその演奏を評して、ロマンの香りを排除した竹を割ったような演奏といったが、それから17年、戦争を経験して巨匠が到達した境地は、人間的奥深さと温かみに意思の力強さを併せ持った巨人的な領域であった。今回聴くフィシャーのベートーヴェンのソナタは彼のLP時代のベートーヴェンのソナタ録音のすべてである。フィシャーは、フルトヴェングラーとは同い年であったこともあって音楽理念も共有するところが大であった。
 戦前戦後を通じて、ドイツの指揮者では、第一人者はもちろんフルトヴェングラーであったが、ほかにも有数の巨匠がいた。クナッパートブッシュ、コンビチュ二ー、カイルベルト、シューリヒト、ヨッホムなど、特に、ヨッホムは今回ブルックナーの7,8,9番で聴くが、実に、これこそがブルックナーの世界なのだと感動させる演奏である。ヨッホムの演奏の本質は、何よりも作曲家に対する誠実で謙虚な姿勢である。主観的な解釋を排し、曲そのものの本質に迫ろうとすることにより、偉大なブルックナーの世界を私たちに開示してくれるのである。

音pub Westminster house
神田神保町の新店舗地図

東京都千代田区神田神保町2-12-4

エスぺランサ神田神保町III 5階(旧オクムラビル跡)
地下鉄「神保町駅」4番出口より1分、三菱UFJ銀行ウラの路地

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